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結論:総合1位はXREAL One Pro。ただし「近視ならRokid/VITURE」「4万円ならRayNeo」で最適解が変わる
2026年のディスプレイ型ARグラスは、XREAL・VITURE・Rokid・RayNeoの4ブランド体制が固まり、価格は約4万円〜9万円に分布している。選び方の軸は次の3つだ。
- 視野角(FOV)と画質:数字が大きいほど画面が大きく見える。46°〜58°で体感差は大きい
- 3DoF(画面の空間固定):首を動かしても画面が空間に固定される機能。チップ内蔵型が快適
- 近視対応:調整ダイヤル内蔵か、別売インサートレンズか
先に総合ランキングの結論を示す。
| 順位 | モデル | 価格(税込・目安) | ひとこと評価 |
|---|---|---|---|
| 1位 | XREAL One Pro | ¥84,980 | FOV57°+単体3DoF+電子調光の完成度 |
| 2位 | XREAL 1S | ¥67,980 | 2026年1月発売。機能とコスパの新基準 |
| 3位 | VITURE Luma Ultra | ¥89,880 | 1500nits+6DoF+ハンドトラッキングの画質・機能全部盛り |
| 4位 | Rokid Max 2 | ¥68,800(実売5万円台も) | -6.0D視度調整内蔵。寝ながら勢とメガネ族の定番 |
| 5位 | RayNeo Air 4 Pro | ¥45,980 | 世界初HDR10対応。4万円台の価格破壊 |
| 6位 | VITURE Beast | ¥82,880 | FOV58°の大画面エンタメ特化 |
価格はいずれも執筆時点(2026年7月8日)の公称・目安で変動します。折しも**XREALはプライムセール(7/7〜13)でOne Proが初の10%OFF(¥76,480)**になっており、買い時が重なっている。
スペック比較一覧表(6モデル)
| 項目 | XREAL One Pro | XREAL 1S | VITURE Luma | VITURE Luma Ultra | Rokid Max 2 | RayNeo Air 4 Pro |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 価格(税込) | ¥84,980 | ¥67,980 | ¥64,880 | ¥89,880 | ¥68,800 | ¥45,980 |
| パネル | Sony マイクロOLED | マイクロOLED | Sony 新世代OLED | Sony 新世代OLED | Sony ECX343 | Tandem OLED |
| 解像度(片眼) | 1920×1080 | 1080p級 | 1200p | 1200p | 1920×1080 | 1080p |
| FOV | 57° | 52° | 約50° | シリーズ最大級 | 50° | 46° |
| 輝度 | 700nits | 700nits | 最大1000nits | 最大1500nits | 600nits | 1200nits |
| リフレッシュレート | 最大120Hz | 120Hz | 120Hz | 120Hz | 120Hz | 120Hz |
| 3DoF/空間固定 | 単体3DoF(X1チップ) | 単体3DoF | アプリ対応 | 6DoF+ハンドトラッキング | 別売Station | ─ |
| 近視調整 | 別売インサート | 別売インサート | 内蔵 -6.0D | 内蔵 -4.0D | 内蔵 -6.0D(左右独立) | 別売インサート |
| 調光 | 電子調光3段階 | 物理シェード | 電子調光 | 電子調光 | ─ | ─ |
| 重量(公称・約) | 87g | 82g | 80g前後 | ─ | 77g | 76g |
| 特記 | Bose音響/ΔE<3 | 2D→3D変換 | iOS連携◎ | 深度カメラ | 寝ながら定番 | HDR10世界初/B&O音響 |
いずれもUSB-C(DisplayPort Alt Mode)接続。スマホ(USB-C)・ノートPC・Steam Deck・Switch 2などに直結できる。
1位:XREAL One Pro ── 「単体3DoF」と57°の没入感で頭ひとつ抜けた
価格:¥84,980(プライムセールで¥76,480・7/13まで)
XREAL One Proの最大の強みは、独自のX1空間チップを本体に内蔵していること。接続先のデバイスやアプリに依存せず、グラス単体で画面を空間に固定(3DoF)できる。ノートPCでもSwitchでも挙動が同じで、「つないだら終わり」の完成度は他社より一段上だ。
- **FOV 57°**は国内販売モデルで最大級。映画館の中央席感覚の画面サイズ
- 電子調光(エレクトロクロミック)3段階で、明るい室内や屋外でも画面が沈まない
- Bose監修音響、M2P遅延3ms、IPD2サイズ(M/L)展開
弱点は価格と、IPD(瞳孔間距離)でサイズを選ぶ必要がある点。フィットしないと周辺がぼやけるため、購入前にサイズガイドの確認を勧める。
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2位:XREAL 1S ── 2026年の「迷ったらこれ」
価格:¥67,980(セールで¥61,180)
2026年1月発売のXREAL One後継機。X1チップによる単体3DoFと**リアルタイム2D→3D変換(REAL 3D)**を備えながら、実質値下げで6万円台に収めてきた。FOVは52°とOne Proより一回り狭く、調光も物理シェード式だが、「初めての1台」としての完成度は現行最高クラスだ。
3位:VITURE Luma Ultra ── 画質と先進機能の全部盛り
価格:¥89,880
Sony製新世代マイクロOLEDでピーク輝度1500nits・ΔE<2という画質はシリーズ随一。さらにRGB+深度カメラによる6DoF(位置トラッキング)とハンドトラッキングまで対応し、「空間コンピューティング寄り」の使い方ができる唯一級のモデルだ。近視調整ダイヤル(-4.0D)も内蔵する。
フル機能の活用にSpaceWalkerアプリを使う場面が多い点、9万円弱という価格がハードル。動画視聴が主目的なら下位のLuma(¥64,880・-6.0D調整内蔵)で十分満足度が高い。
4位:Rokid Max 2 ── メガネ族と「寝ながら勢」の最適解
価格:¥68,800(実売5万円台まで下がる場面も)
左右独立の視度調整ダイヤル(0〜-6.0D)を本体内蔵しており、近視でもメガネ・インサートレンズなしでピントが合う。約77gと軽く、バッテリーレスの有線専用設計もあって、寝転がって天井向きに映画を見る用途で長年定番の座にある。
輝度600nitsは現行では控えめで、明るい部屋では物足りない場面がある。3DoFを使うには別売アクセサリが必要な点も割り切りが要る。
5位:RayNeo Air 4 Pro ── 4万円台の価格破壊、HDR10は世界初
価格:¥45,980(クーポン・セールで¥39,999の実績あり)
TCL傘下RayNeoの2026年2月国内発売モデル。ARグラスとして世界初のHDR10対応、Tandem OLEDで輝度1200nits、Bang & Olufsen監修4スピーカーと、スペックだけ見れば上位機食いだ。Vision 4000チップによるSDR→HDRのAIアップスケールも面白い。
FOV 46°は今回の6本で最も狭く、空間固定系の機能も弱い。「とにかく安く大画面」の入門にはベストバイで、さらに安い**Air 3s(¥39,999・78g)**という選択肢もある。
6位:VITURE Beast ── FOV58°の大画面エンタメ特化
価格:¥82,880
FOV 58°・最大1250nits・チップ内蔵3DoFと、映像没入に振り切ったモデル。解像度が1080p止まりで筐体も大きめのため順位は6位としたが、「画面の大きさこそ正義」という動画・ゲーム特化ユーザーには刺さる一本だ。
用途別の選び方まとめ
- 総合・機能重視 → XREAL One Pro(セール中の今は特に)
- コスパ・初めての1台 → XREAL 1S
- 画質最優先・空間コンピューティング → VITURE Luma Ultra
- 近視でメガネなし運用 → Rokid Max 2 または VITURE Luma
- 予算4万円前後 → RayNeo Air 4 Pro / Air 3s
- iPhoneユーザー(15以降) → VITURE Lumaシリーズ(iOS連携が手厚い)
なおカメラ・AIアシスタント搭載の「スマートグラス」(ディスプレイ非搭載)は別ジャンルだ。そちらはRay-Ban Meta vs HUAWEI Eyewear 2の比較記事を参照してほしい。フラッグシップ2機種の詳細対決はXREAL One Pro vs VITURE Luma Ultra比較にまとめている。