結論から:DJI Osmo 360 IIは2026年9月2日に 国内発売済み で、税込 93,610円(スタンダードコンボ) から買えます。8K/60fps HDR・14.5ストップ・交換式レンズという「初代の弱点を全部つぶした」モデルです。ただし多くの人にとって最適解は次のように分かれます。
- 暗所や動きの速い被写体を撮る・長く使う:Osmo 360 II(93,610円〜)
- 8K 360°を一番安く始める:初代Osmo 360(楽天DJI公式店で51,260円〜)か Insta360 X5(76,300円)
- 電池と防水、編集機能を重視:Insta360 X6(118,000円〜)
- GoProのマウント資産がある:GoPro MAX2
この記事では、Osmo 360 IIのスペックを整理したうえで、日本で買える近いスペックの4機種と「何が同じで何が違うか」を比較します。
Osmo 360 II のスペック:初代から変わった5点
Osmo 360 IIは、2025年7月発売の初代Osmo 360の後継機です。センサーサイズ(1/1.1型スクエア×2・1インチ相当)、183gの重さ、105GBの内蔵ストレージ、防水10m は初代と同じで、変わったのは次の5点です。
| 項目 | 初代 Osmo 360(2025年7月) | Osmo 360 II(2026年9月) |
|---|---|---|
| 360°動画の最大 | 8K/50fps | 8K/60fps HDR |
| ダイナミックレンジ(公称) | 13.5ストップ | 14.5ストップ |
| レンズ | 固定式 | ユーザー交換式(耐傷性の高い光学フィルム) |
| バッテリー | 1,950mAh | 2,150mAh(8K/30fpsで最大100分、22分で80%充電) |
| 暗所処理 | AIスーパーナイト | AIスーパーナイト2.0 |
| 国内価格(スタンダードコンボ) | 発売時67,100円 | 93,610円 |
そのほかIIの公称スペックは、1.2億画素のHDR 360°写真、16K 360°タイムラプス、10bit・D-Log M、4マイクアレイと風切り音低減、-20℃動作、両方向クイックリリースのマグネットマウント、DJI Mic 3/Mic Mini 2S対応、ケース使用時の防水50mです。
国内のコンボは3種類です。
| コンボ | 税込価格 | 主な内容 |
|---|---|---|
| スタンダードコンボ | 93,610円 | 本体・バッテリー・基本アクセサリー |
| リミットレス ライディング コンボ | 98,120円 | スタンダード+自転車・バイク向けマウントキット |
| アドベンチャーコンボ | 110,990円 | スタンダード+自撮り棒・予備バッテリー3本など |
別売の交換用デュアルレンズキットは5,280円、防水ケース(Invisible Waterproof Case)は11,550円、バッテリー延長ロッドは15,950円です。
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日本で買える近いスペックの360°カメラ 5機種比較
Osmo 360 IIと同じ「8K 360°」クラスで、2026年9月時点で国内正規販売されているのは次の4機種です。
| Osmo 360 II | Osmo 360(初代) | Insta360 X6 | Insta360 X5 | GoPro MAX2 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 国内価格(執筆時点) | 93,610円〜 | 楽天DJI公式店 51,260円〜(発売時67,100円) | 118,000円(通常)/135,000円(エッセンシャルキット) | 楽天公式店 76,300円(発売時84,800円) | 米国500ドル。国内価格は販売店で確認 |
| センサー | 1/1.1型スクエア×2 | 1/1.1型スクエア×2 | 1/1.1型スクエア×2(Sonyと共同開発) | 1/1.28型×2 | 1/2.3型×2 |
| 360°動画の最大 | 8K/60fps HDR | 8K/50fps | 8K/30fps | 8K/30fps | 8K/30fps |
| ダイナミックレンジ(公称) | 14.5ストップ | 13.5ストップ | 13.5ストップ | — | — |
| 連続撮影(公称) | 8K/30fpsで最大100分 | 8K/30fpsで最大100分 | 8K/30fpsで最大140分 | 最大208分 | 8Kで約1時間 |
| バッテリー容量 | 2,150mAh | 1,950mAh | 2,600mAh | — | — |
| 内蔵ストレージ | 105GB | 105GB | 64GB(実効47GB)+microSD | microSD | microSD |
| 重さ | 183g | 183g | 196g | — | — |
| 防水(本体のみ) | 10m(ケースで50m) | 10m | 20m(ケースで60m) | 15m | 5m |
| レンズ交換 | ○ | × | ○ | ○ | ○(光学ガラス) |
| 発売 | 2026年9月2日 | 2025年7月31日 | 2026年8月12日 | 2025年4月 | 2025年9月30日 |
「—」はメーカー公表値を本記事で確認できなかった項目です。連続撮影時間はメーカーの試験条件での値で、外気温や設定で変わります。
初代Osmo 360 vs II:4万円の差は「60fps・交換レンズ・暗所」に払う
初代とIIは同じセンサー・同じ重さ・同じ内蔵容量です。初代の発売時価格67,100円に対し、IIは93,610円。さらに執筆時点では楽天のDJI公式店に初代が51,260円〜で残っているため、実質の差は 約4万円 です。
その4万円で買えるのは次の3つです。
- 8K/60fps HDR:自転車・スキー・車載のような動きの速い映像で、50fpsとの差より「HDRで白飛びが減る」効果が大きい
- 交換式レンズ:360°カメラは両面のレンズが露出しているため、傷が付いたら初代はカメラごと修理でしたが、IIは5,280円のレンズキットで自分で交換できます
- AIスーパーナイト2.0と14.5ストップ:夜景・屋内・逆光でのノイズと階調
逆に「昼間の旅行やVlogで、たまに360°を使う」人には初代で十分です。8K/50fpsと13.5ストップは2026年でも十分上位のスペックで、5万円台は8K 360°カメラとして最安クラスです。在庫があるうちに初代を買うのは合理的な選択です。
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Osmo 360 II vs Insta360 X6:同じ1/1.1型センサーで、思想が違う
2026年8月12日発売のInsta360 X6は、Osmo 360 IIと同じ 1/1.1型スクエアセンサー2枚 を積んだ直接のライバルです。価格はX6が118,000円(通常版)で、IIより 24,390円高い 設定です。
| 観点 | Osmo 360 II が有利 | Insta360 X6 が有利 |
|---|---|---|
| フレームレート | 8K/60fps HDR | 8K/30fps |
| 電池 | 8K/30fpsで100分 | 8K/30fpsで140分(2,600mAh) |
| 防水 | 10m(ケース50m) | 20m(ケース60m) |
| ストレージ | 105GB内蔵でカード不要 | 64GB内蔵+microSD |
| 画面 | 2インチ | 2.32インチOLED・1,200ニト |
| 撮影スタイル | 360°+スポットライトフォロー | 360°/ジンバル追従/単眼の3-in-1、Dolby Vision |
| 価格 | 93,610円 | 118,000円 |
素の画質は同クラスなので、選び方は運用で決まります。長時間回す・水中で使う・カメラ内で編集まで済ませたい ならX6、動きの速い映像を60fpsで撮る・カードを買いたくない・2万円安く済ませたい ならOsmo 360 IIです。Insta360のアプリと編集機能に慣れている人はX6、DJI Mic系のマイクを持っている人はIIという「持っている周辺機器」で決めても後悔しません。
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Insta360 X5:型落ちになって「一番安い8K・交換レンズ機」に
X6の登場で1世代前になったInsta360 X5は、発売時84,800円から楽天公式店で 76,300円 に下がっています。1/1.28型センサー、8K/30fps、7,200万画素の360°写真、交換式レンズ、防水15m、連続撮影最大208分(公称)と、スペックは2026年でも実用十分です。
Osmo 360 IIとの差は、センサーが一回り小さいこと、8K/30fpsまでであること、内蔵ストレージがなくmicroSD必須なことの3点です。逆に電池持ちと防水はIIより上です。「8Kの360°を7万円台で、レンズ交換もできる機種」として、初代Osmo 360と並ぶ入門の本命です。
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GoPro MAX2:センサーは小さいが、レンズとマウント資産で選ぶ機種
2025年9月30日発売のGoPro MAX2は「True 8K」の8K/30fps 360°動画、工具不要で交換できる光学ガラスレンズ、6マイク、Max HyperSmoothの水平維持が特徴です。ただしセンサーは 1/2.3型 で、Osmo 360 IIやX6の1/1.1型より面積で大きく劣り、防水は5m、記録はmicroSDです。米国価格は500ドルで、国内価格は販売店で確認してください。
MAX2を選ぶ理由は、GoPro HEROシリーズのマウントやバッテリー運用をそのまま流用できることに尽きます。GoPro資産がない人が同じ予算で画質を取るなら、初代Osmo 360かInsta360 X5の方が有利です。
用途別の結論
- 暗所・逆光・動きの速い被写体、長く使う:DJI Osmo 360 II(93,610円〜)。バイクや自転車ならリミットレス ライディング コンボ(98,120円)
- 8K 360°を最安で始める:初代DJI Osmo 360(楽天DJI公式店51,260円〜、在庫限り)
- レンズ交換と電池持ちを重視して安く:Insta360 X5(76,300円)
- 水中・長時間・カメラ内編集・3-in-1:Insta360 X6(118,000円〜)
- GoProのマウントを持っている:GoPro MAX2
360°カメラは「センサーサイズ」「フレームレート」「電池」「防水」「レンズ交換」の5点で価格が決まります。全部入りが必要な人はIIかX6、そうでない人は型落ちの初代Osmo 360とX5が2026年のコスパ機です。
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参考・出典
- DJI公式:Osmo 360 II 発表リリース(2026年9月)
- DJI Store(日本):Osmo 360 II 製品ページ
- ケータイ Watch:DJI「Osmo 360 II」発売、8K/60fps対応の360度カメラ(2026年9月4日)
- corriente.jp:DJI「Osmo 360 II」発売。1インチ相当の8K/60fps撮影に対応した360°カメラ
- キャプチャーギア:DJI Osmo 360 vs Osmo 360 II 初代から何が変わった?
- デジカメ Watch:DJI初の360°カメラ「Osmo 360」(2025年7月)
- PR TIMES:Insta360、8K 360度全景カメラ「X6」を発表(2026年8月)
- デジカメ Watch:デュアル1/1.1型センサー搭載の360°カメラ「Insta360 X6」
- GoPro公式(日本):MAX2 製品ページ
- MoguLive:GoPro、360度カメラの新モデル「GoPro Max2」発表(2025年9月)
※本記事のスペック・連続撮影時間・防水深度はメーカー公表値、価格は2026年9月7日時点のDJI公式ストア/楽天公式店の税込表示価格です。当サイトは実機計測を行っていません。価格・在庫は変動します。