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この記事でできること(結論)

「帰宅したら部屋が蒸し暑い」を減らすために、室温が上がったらエアコンを自動でONにする使い方を紹介します。SwitchBotハブ2の赤外線学習機能と温湿度オートメーションを組み合わせると、「温度28℃以上になったら冷房ON」といった自動化を、ハブ2単体で完結して設定できます(公称仕様)。

ただし後述のとおり、温湿度トリガーには“動かないケース”があり、「確実にON」を保証するものではありません。仕組みと限界もあわせて理解したうえで使うことをおすすめします。

必要なもの

  • SwitchBot ハブ2(目安9,980円・価格は変動あり) 赤外線学習+温湿度センサー+オートメーションを本体だけで完結でき、別売ハブは不要とされています。今回の自動ONはこれ1台で構成できます。
  • (任意)SwitchBot 温湿度計プラス(目安2,780円・価格は変動あり) 設置場所をピンポイントで計測したい場合の追加センサーです。必須ではありません。

価格はあくまで目安で、セールや時期によって変動します。最新の価格は購入前にご確認ください。

設定の手順

  1. ハブ2を2.4GHz Wi-Fiでセットアップする SwitchBotアプリの案内に沿って、ハブ2を2.4GHz帯のWi-Fiに接続します。
  2. エアコンのリモコンを登録する アプリでエアコンを追加し、メーカーのプリセットから選ぶか、手動でリモコンの赤外線を学習させます。プリセットで動作しない場合は手動学習を試します。
  3. 温湿度センサーを正しい位置に設置する ハブ2の温湿度センサーは本体ではなく、付属のUSB-Cケーブル先端に内蔵されています。エアコンの吹き出し口・直射日光・熱源を避けた場所に設置すると、室温を取りやすくなります。
  4. オートメーションを作成する アプリの「オートメーション」で、条件「温度28℃以上」×動作「冷房ON(温度・モードを指定)」を設定します。あわせて有効にする時間帯も指定しておくと、意図しない時間の作動を抑えられます。
  5. 外出先からの確認・補助操作を用意する 外出先ではアプリで室温を確認し、必要なら手動でONにできます。ジオフェンス(位置情報による自動化)を併用すると、帰宅エリアに入ったタイミングでの操作も組み合わせられます。

正直な注意点(ここが大事)

便利な反面、仕様上の“クセ”があります。次の点は必ず理解しておいてください。

  • 【最重要】温湿度トリガーは「変化した瞬間」だけ発火します。 温度条件は、公式仕様上“条件が未達から達成に変化した瞬間”にのみ作動します。設定した時点ですでに28℃以上だと、その後ずっと暑いままでも新たには発火しません。帰宅時や留守番で確実に動かしたい場合は、「毎日◯時に冷房ON」などの時刻トリガーやジオフェンスを併用してください。
  • 赤外線は片方向で、エアコンの状態を検知できません。 ハブ2はエアコンの実際のON/OFF状態を把握できません。すでに手動でONにした後に自動ONの信号が送られると、機種によっては逆にOFFになったり設定がズレたりすることがあります。「確実にON」は保証できません。
  • 温湿度センサーは付属ケーブル内蔵で、実際の室温と誤差が出ます。 測定値は設置位置に左右されます。吹き出し口・直射日光・熱源を避けるなど、設置場所が肝心です。
  • 熱中症・ペット対策は“あくまで補助”です。 この自動化はフェイルセーフな安全装置ではありません。命に関わる前提で「これがあれば安心」とは言えません。重要な場面では人による確認や別の対策を併用してください。
  • エアコンの機種に依存します。 非対応機種や独自リモコンの場合、すべての機能を再現できないことがあります。事前に対応状況を確認することをおすすめします。

こんな人におすすめ / 向かない場合

おすすめ

  • 「帰宅時の蒸し暑さを少しでも減らしたい」人
  • 温湿度の確認やゆるい自動化を、ハブ2単体で手軽に始めたい人

向かない場合

  • 「外出中でも確実に・必ずエアコンがONになる」ことを求める人
  • 熱中症・ペットの安全を、この自動化“だけ”に任せたい人(補助としての利用に留めてください)

まとめ

SwitchBotハブ2は、赤外線学習と温湿度オートメーションを1台で完結でき、「室温が上がったらエアコンを自動ON」といった使い方を公称仕様の範囲で実現できます。一方で、温湿度トリガーは“変化した瞬間”だけ発火する、赤外線片方向でON/OFF状態を検知できない、といった限界があり、「確実にON」を保証するものではありません。

時刻トリガーやジオフェンスを併用し、あくまで“補助”として位置づけるのが現実的な使い方です。仕組みと限界を理解したうえで、暑い季節の小さなストレスを減らす一手として活用してみてください。

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