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結論:マウス版ラピトリと無音クリックが刺さる「競技FPS/MOBA勢の指名買い」

先に結論です。Logicool G PRO X2 SUPERSTRIKE は、定番のG PRO形状そのままに「世界初のハプティック誘導トリガー(HITS)」と「マウス版ラピッドトリガー」を載せた、競技志向プレイヤー向けの尖った一台です。

  • 強く買い → 対戦FPS・MOBAでミリ秒・連打速度を詰めたい競技勢。クリックを自分好みに調整したい人。振動オフで「究極の静音マウス」が欲しい人。
  • 見送りでOK → 普段使い/ビジネス中心の人、ラピトリ機能を使い切らない人、すでにPRO X SUPERLIGHT 2で満足している人。形状・センサー・重量はほぼ共通なので、その場合は約3万円の差を払う価値は薄い、というのが各メディアとオーナーの一致した見解です。
  • 要試用 → カチッとした明確なクリック感が絶対の人。ハプティックは「振動でクリックを再現」する仕組みで、好みがはっきり分かれます。

革新性は本物ですが、「全員におすすめの万能マウス」ではありません。以下、実機レビュアーとオーナーの生の声で、良い点も不満点も正直に掘り下げます。

Logicool G PRO X2 SUPERSTRIKE は何が新しい/注目ポイント

最大の新規性は、**物理スイッチを廃し、ハプティック(触覚モーター)+誘導(インダクティブ)センサーでクリックを成立させる「HITS(Haptic Inductive Trigger System)」**を世界で初めて搭載した点です。

  • クリックの物理接点がない → チャタリング(ダブルクリック化)の原因になる物理接点がなく、耐久性で有利。クリック入力は公称で最大約30ms高速化(対SUPERLIGHT 2)。
  • マウスで初めて「ラピッドトリガー」が可能に → キーボードで人気のラピトリ/SOCD的な挙動をマウスのクリックにも適用。アクチュエーションポイントは10段階、ラピッドトリガーは5段階、ハプティック強度は6段階で調整可能(G HUB)。
  • クリック感そのものをカスタムできる → 重め/軽め、振動強め/オフを自分で作れる。ゲームごとにプロファイルを変える、という新しい使い方が生まれます。

つまり「センサーや軽量化の小改良」ではなく、入力デバイスの根っこを作り直したのがこのマウスの面白さです。

スペック(公称)

下表はロジクール公式情報に基づくメーカー公称値です。

項目内容(公称)
製品名Logicool G PRO X2 SUPERSTRIKE
発売日2026年2月19日
重量約61g
サイズ幅63.5 × 奥行40.0 × 高さ125.0mm
センサーHERO 2(オプティカル)
最大DPI44,000
最大加速 / スピード88G / 888インチ/秒
ポーリングレート1,000Hz〜8,000Hz
ボタン数5(チルト含む)
トリガーHITS(ハプティック誘導トリガーシステム)
アクチュエーション10段階調整
ラピッドトリガー5段階
ハプティック強度6段階
接続LIGHTSPEEDワイヤレス
バッテリー約90時間
ワイヤレス充電POWERPLAY 2対応(別売)
カラーホワイト

注:最大DPIやバッテリー時間はメーカー公称で、8,000Hz運用やハプティック強設定では実使用時間は大きく短くなります(後述)。

実際の評判(オーナー/レビュアーの声)

ここが本記事の中心です。提灯記事にしないため、高評価点と不満点を両方、出典付きで並べます。

高く評価されている点

  • ラピトリの実戦効果は本物:GAME Watchは「単発武器をより速く撃てるほか、タップ撃ちの精度向上も確認できた」とApex/VALORANTでの効果を実感。物理接点が無いため「チャタリングが発生しない」耐久面も評価。出典
  • クリック高速化を体感できる:PCGamesNはラピトリ有効でジッタークリックが7.5cps→8.9cpsに向上し、League of Legendsのような連打ゲームでは「total game-changer(まさにゲームを変える)」とし、総合8/10。出典
  • 革新性は満点評価も:ProSettingsは5/5でStaff’s Choice/Innovation Award。HERO 2センサーは「flawless(完璧)」、8,000Hzでもトラッキング/遅延の問題なしと評価。出典
  • 静音性が抜群:GAME Watchは触覚フィードバックをオフにすれば「ほぼ無音」になるとし、「静音派にもオススメしたい究極の静音マウス」と推奨。出典
  • 定番形状で握りやすい:GamingCatは「左右対称の定番のG PRO形状で安定した操作が可能」「つかみ持ちとの相性が特に良い」と評価。グリップテープ・交換ソール蓋が同梱。出典
  • 「触るのが愉しい」という新感覚:複数のオーナーが「shot confirmation(着弾の手応え)が増す」「元のProなら絶対落としていた撃ち合いに勝てた」と、新しいクリック体験をポジティブに語っています。出典

気になった・不満という声

  • ハプティックが「少しモッサリ」:Redditオーナーは「最強設定でも振動が少しmushy(モッサリ)」と指摘。カチッとした明確なタクタイル感を求める人には物足りない可能性。出典
  • フロントヘビー:GAME Watchは「重量バランスが若干フロントヘビー」とし、つかみ持ちは「グリップにコツがいる」。Redditでも「nose heavy(鼻先が重い)」とViper V3(53g)/DeathAdder V4 Pro(56g)など軽量勢と比較する声。出典
  • ラピトリ常用時の振動が煩わしい:GAME Watchは連射時の「カタカタカタという振動が少し煩わしくなってくる」とし、実用では触覚を抑える調整が要ると指摘。出典
  • 遅延短縮は公称ほど体感しにくい:公称「最大約30ms」に対し、Redditでは「実際に短縮を感じたのは10〜12ms程度」「ゲーム中に見える/感じるか? No」という辛口も。出典
  • サイドボタンとソールに不満:ProSettingsはサイドボタンが「競合より明確にタクタイルでなく、プリトラベルが大きい」と指摘。純正ソール(UHMWPE)も「ガラスパッドで滑りが悪い/うるさい」とし、社外品への交換が推奨されがち。出典
  • 価格と費用対効果:Redditには「2018年の同じマウスにスイッチを変えただけで180ドルは高い」「119ドルの中華勢(Lamzu Maya X等)の方が機能は上」という厳しい意見。総合的なReddit評価は**約60%ポジティブ(158件)**で、「革新的だが割高」が大方の見立てです。出典

メリット・デメリット

メリット

  • 世界初のHITSによるマウス版ラピッドトリガーで、連打・タップ撃ちの上限が上がる
  • 物理接点が無くチャタリング(ダブルクリック)に強い
  • クリックの重さ・振動・作動点をゲームごとに細かくカスタムできる
  • 振動オフでほぼ無音、静音マウスとしても優秀
  • HERO 2 + 8,000Hz LIGHTSPEEDでセンサー/接続は文句なし
  • 定番のG PRO形状で持ち方を選ばない/POWERPLAY 2でケーブルレス充電も可

デメリット

  • ハプティックは振動ベースで好みが分かれる(「モッサリ」という声)
  • ややフロントヘビーで、最軽量勢(50g台)より重い61g
  • 公称の遅延短縮ほど体感差は出にくいとの実使用評
  • サイドボタン/純正ソールの評価が割れ、社外交換前提になりがち
  • 約3万円と高価で、SUPERLIGHT 2で足りる用途では費用対効果が低い
  • カラーはホワイトのみ

価格・購入先

執筆時点(2026-06-28)の参考価格として、ロジクールオンラインストアでは2年保証モデルが29,150円(税込)、1年保証モデルが26,500円(税込)。実売はストアやセールで変動するため、複数店舗の比較がおすすめです。

価格は変動します。購入前に必ず各販売ページで最新の金額・保証年数・在庫を確認してください。

こんな人におすすめ / 競合との違い

おすすめできる人

  • 対戦FPS・MOBAでミリ秒や連打速度を詰めたい競技勢
  • クリック感を自分でチューニングしたいこだわり派
  • 静音でプレイ/配信したい人

見送りでよい人

  • 普段使い・仕事中心で、ラピトリ機能を使い切らない人
  • とにかく**最軽量(50g台)**を最優先する人
  • すでにSUPERLIGHT 2で満足している人

競合・兄弟機との違い

  • PRO X SUPERLIGHT 2:形状・HERO 2センサー・重量(約61g)はほぼ共通。違いはHITSによるクリック高速化とラピトリ/作動点調整の有無。普通に使うならSUPERLIGHT 2で十分、というのが各所の共通意見です。
  • 超軽量フラッグシップ(Viper V3 / DeathAdder V4 Pro等):素の軽さ・キレでは軽量勢が上。SUPERSTRIKEは「軽さ」ではなく「クリックの可変性とラピトリ」という別軸で勝負する一台です。

ゲーミングマウス全体を横断で選びたい場合は、ゲーミングマウスおすすめランキング2026も合わせてどうぞ。

FAQ

Q1. ラピッドトリガーはマウスで本当に効果がありますか?

効果は出ますが、活かせるかはプレイ内容次第です。GAME WatchはApexやVALORANTで「単発武器をより速く撃て、タップ撃ちの精度向上も確認できた」と実感しており、連打が効くLeague of Legendsのようなクリック多めのゲームでは恩恵が大きいと複数メディアが評価しています。一方PCGamesNは「ほとんどのゲームで体感差は出にくい」とも述べており、対戦FPS・MOBAの競技勢以外は過度な期待は禁物です。

Q2. クリック感(ハプティック)は普通のマウスと同じですか?

厳密には別物です。物理スイッチではなく振動でクリックを再現するため、レビュアーは「Macのトラックパッドのような押し心地」「丸みのあるバンプ」と表現します。Redditオーナーからは「最強設定でも少しモッサリ(mushy)」という声もあり、カチッとした明確なタクタイル感を最重視する人は店頭で試すのが安全です。逆に振動をオフにすればほぼ無音になり、静音マウスとしては高評価です。

Q3. SUPERLIGHT 2 で十分な人も買い替える価値はありますか?

用途次第です。形状・センサー(HERO 2)・重量(約61g)はSUPERLIGHT 2系とほぼ同等で、差分はHITSによるクリック高速化(公称最大約30ms短縮)とラピッドトリガー/アクチュエーション調整です。これらを使い倒す競技FPS/MOBAプレイヤー以外は、価格差を考えるとSUPERLIGHT 2で十分というのが各メディア・オーナーの共通見解です。

Q4. 価格は約3万円ですが高すぎませんか?

正直に言うと高めです。ロジクールオンラインストア価格は2年保証で29,150円(税込)、1年保証モデルで26,500円(いずれも執筆時点2026-06-28の参考)。ProSettingsは満点評価ながら「価格がきつくなってきた」と苦言を呈し、Redditでは「119ドルの中華勢の方が機能は上」という辛口意見も。技術料込みと割り切れるか、実売価格の値下がりを待つかが判断軸です。

Q5. バッテリーはどのくらい持ちますか?

メーカー公称で約90時間(1,000Hz想定)です。ただし8,000Hzポーリングやハプティック強めの設定では大きく短くなり、PCGamesNは8kHz時に20時間を下回ると報告しています。SUPERLIGHT 2(公称最大95時間)からはわずかに減っています。別売のワイヤレス充電システム「POWERPLAY 2」に対応するため、置くだけ充電で残量を気にしない運用も可能です。

まとめ

Logicool G PRO X2 SUPERSTRIKE は、「クリックそのものを作り直した」2026年屈指の意欲作です。HITSとマウス版ラピッドトリガーは確かに新しく、競技FPS/MOBAでクリックの上限を詰めたい人、静音でプレイしたい人には強く刺さります。

一方で、ハプティックの「モッサリ感」、やや前重心、公称ほど体感しにくい遅延短縮、純正ソール/サイドボタンへの不満、そして約3万円という価格は無視できない現実です。形状・センサー・重量はSUPERLIGHT 2系とほぼ同じなので、ラピトリ機能を使い倒す確信がなければ、SUPERLIGHT 2や軽量フラッグシップを選ぶ方が満足度もコスパも高い場面は多いでしょう。

「新技術にお金を払う価値があるか」を自分のプレイで判断できる人にとっては、唯一無二の体験を提供してくれる一台です。

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参考・出典