【PR・広告表記】本記事はアフィリエイトリンクを含みます。記事内リンクからご購入いただくと当サイトに報酬が発生する場合があります。掲載内容はメーカー公称値・公開情報に基づき、編集部が独立して整理しています。当サイトは実機計測(実測)を行っていないため「実測」とは表記しません。価格は2026年9月24日時点のものです。
結論:この2台は「上位・下位」ではなく、耳をふさぐか・ふさがないかの選択
先に結論を書く。AirPods 5とAirPods Pro 3は、性能の上下で並ぶ2台ではない。片方は耳をふさがないオープンイヤー型、もう片方はイヤーチップで耳の穴を密閉するカナル型で、そもそも耳に入れるものの形が違う。
だから選び方の順番はこうなる。
- 耳の形(ふさげるか、ふさぎたくないか)で決める
- それでも迷うならノイズキャンセリングがどれだけ必要かで決める
- 最後に19,000円の価格差を見る
スペック表を先に見ると、かえって遠回りになる。まずはこの順番を頭に入れてから先を読んでほしい。
| AirPods 5 | AirPods Pro 3 | |
|---|---|---|
| 価格(2026/09/24・Apple公式) | ¥23,800(ワイヤレス充電ケース付きモデル) | ¥42,800 |
| 装着方式 | オープンイヤー型(イヤーチップなし) | カナル型(イヤーチップで密閉) |
| 位置づけ | AirPods 4の後継 | 現行のPro機 |
| 発売日 | 2026年9月18日 | 2025年9月19日 |
| ANC(Apple公称) | AirPods 4比で最大50%向上 | AirPods Pro 2比で最大2倍 |
| 心拍センサー | — | あり |
| Apple Intelligence ライブ翻訳 | 対応 | 対応 |
| 米国価格(Apple公表) | $129(標準)/$149(ワイヤレス充電ケース付き) | 本記事の価格確認範囲外 |
※表の数値はすべてメーカー公称値・Apple公表値です。当サイトは実機計測を行っていないため「実測」とは表記しません。
1. まず訂正:AirPods 5は「来月出るらしい」ではなく、もう出ている
2026年の夏から秋にかけて、SNS上で「AirPods 5が来月出るらしいから、いま買うのは待て」という話がかなり広く回った。イヤホンのケースやアクセサリを紹介する動画でも、この前提が繰り返し使われていた。
だが2026年9月24日時点で、この話はすでに賞味期限切れだ。Appleは2026年9月9日(日本時間9月10日)にAirPods 5を正式に発表し、2026年9月18日に発売している。噂の段階はとっくに終わっていて、いまは店頭に並んでいる製品だ。
「待て」という情報を見て購入を止めたままの人は、まず待つ理由がもう存在しないところから認識を更新してほしい。
2. もっと大きな誤解:AirPods 5はAirPods Pro 3の後継ではない
そして、ここがこの記事でいちばん伝えたい部分だ。
AirPods 5は、AirPods 4の後継である。イヤーチップを使わず耳をふさがないオープンイヤー型という構造を引き継いでいる。一方のAirPods Pro 3は、イヤーチップで耳の穴を密閉するカナル型で、系譜がまったく別だ。
つまり「5が出たのだから、3のPro 3は型落ちだろう」という読み方は成り立たない。数字だけを並べると5 > 3に見えるが、この2つの数字は別の製品ラインの世代番号であって、同じものさしの上に乗っていない。
さらに言えば、AppleはAirPods Pro 4について公式な発表を行っていない。だから当サイトも「次のProがもうすぐ出る」とは書かない。2026年9月24日時点で、AirPods Pro 3はApple公式ストアで売られている現行のPro機である。
「新しい番号が出たから古いほうは待ち」という判断を、この2台に当てはめないこと。それが最初の分岐点になる。
3. 第1の分岐:耳をふさげるか、ふさぎたくないか
オープンイヤー型とカナル型の違いは、好みの問題ではなく体質と生活環境の問題であることが多い。
オープンイヤー型(AirPods 5)が向いている人
- イヤーチップで耳の穴をふさがれると、圧迫感や閉塞感が出る
- 長時間つけていると耳の中が蒸れる、痛くなる
- 在宅勤務や家事の最中に、インターホンや家族の声を聞き逃したくない
- 屋外を歩きながら使うので、周囲の音をある程度残しておきたい
カナル型(AirPods Pro 3)が向いている人
- 電車・飛行機・カフェなど、騒がしい場所で音を遮りたい
- 音量を上げずに済ませたい(周囲がうるさいと、開放型はつい音量を上げてしまう)
- イヤーチップの装着感に抵抗がない、むしろ落ちにくくて安心
ここで重要なのは、オープンイヤー型は構造上、音を物理的に遮ることができないという点だ。AirPods 5はオープンイヤー型としてノイズキャンセリングを搭載しているが、耳の穴をふさぐ製品と同じ遮音を期待すると、必ず期待外れになる。
逆に、密閉されると気持ち悪くなる人にとっては、Pro 3がどれだけ静かでも意味がない。使わない、あるいは我慢しながら使うイヤホンに42,800円を払うことになるからだ。
装着方式の違いそのものについては、ノイズキャンセリングとパッシブ遮音の違いで仕組みの側から整理している。
4. 第2の分岐:ノイズキャンセリングの公称値は、直接比べられない
Appleの公称はこうなっている。
- AirPods 5:AirPods 4比で最大50%向上
- AirPods Pro 3:AirPods Pro 2比で最大2倍
数字だけ見ると「2倍のほうが強い」と読みたくなるが、この2つは比較の基準となる機種が違う。50%向上の基準はAirPods 4、2倍の基準はAirPods Pro 2で、出発点がそもそも別物だ。したがって50%と2倍を引き算したり、割ったりして優劣を出すことはできない。
当サイトは実機計測を行っていないため、「どちらがどれだけ静かか」という断定はしない。ここで言えるのは、構造的にカナル型のほうが遮音に有利で、Appleもそれを前提に製品を分けているということだけだ。
判断材料としては、次のように考えるのが実際的だ。
- 通勤電車や飛行機で静けさそのものが目的 → AirPods Pro 3
- 家や職場でBGM程度に鳴っていればよく、周囲の音は残したい → AirPods 5
5. 第3の軸:心拍センサーはPro 3にしかない
AirPods Pro 3には心拍センサーが搭載されている(Apple公称)。これはAirPods 5には無い機能で、運動中の計測を目的にしている人にとっては、価格差を正当化する唯一の決定打になりうる。
ただし注意したいのは、Apple Watchをすでに持っている人にとっては用途が重なりやすいという点だ。ワークアウト中の計測手段をすでに持っているなら、この機能のために19,000円を足す理由は薄くなる。
ライブ翻訳(Apple Intelligence)については両機が対応しているため、ここは差にならない。なおAppleは、日本語でのSiriのAI機能について2026年10月の提供を予定していると案内している。購入判断の前提として、日本語環境ではまだこれからの機能があることは押さえておきたい。
6. 価格差19,000円をどう見るか
2026年9月24日時点のApple公式価格は次のとおり。
- AirPods 5(ワイヤレス充電ケース付きモデル):¥23,800(税込)
- AirPods Pro 3:¥42,800(税込)
差額は19,000円だ。この19,000円で買えるのは、Apple公称で言えば「カナル型の密閉によるノイズキャンセリング」「着脱式のイヤーチップ」「心拍センサー」の3つに集約される。
ここで必ず確認してほしい落とし穴がある。AirPods Pro 3は価格が改定されている。発売当初(2025年9月19日)の価格は¥39,800だったが、2026年7月18日に¥42,800へ改定された。ネット上には¥39,800と書かれたままの記事が大量に残っているので、その数字を前提に予算を組むと、店頭で3,000円の差に驚くことになる。
また、AirPods 5には標準モデルとワイヤレス充電ケース付きモデルの2構成がある(米国価格は$129と$149)。本記事で日本価格として確認できているのは上位のワイヤレス充電ケース付きモデル¥23,800で、標準モデルの国内価格は今回の取得範囲では確認していない。購入時は構成の違いを必ず確認してほしい。
7. 用途別・こういう人はこっち
AirPods 5を選ぶべき人
- イヤーチップの圧迫感が苦手、または長時間つけると耳が痛くなる
- 在宅勤務・家事・育児で、周囲の音を聞き逃したくない
- 主な用途が通話・podcast・BGMで、静けさは最優先ではない
- すでにAirPods 4を持っていて、同じ装着感のまま新しくしたい
- 予算を2万円台前半に収めたい
AirPods Pro 3を選ぶべき人
- 通勤・出張で騒音の中に長時間いる
- 音量を上げずに音楽や動画に集中したい
- 運動中の心拍計測をイヤホン側でやりたい
- イヤーチップの装着感に抵抗がなく、落下が不安なので密着させたい
どちらでもない選択が正解になる人
- 予算をもっと抑えたい、またはAndroid中心で使う → ワイヤレスイヤホンおすすめランキング2026でApple以外の選択肢も比較している
- 前世代を安く狙いたい → AirPods Pro 2とAirPods 4の比較が参考になる
8. 買う前に確認したい注意点
- 価格改定に注意:AirPods Pro 3は2026年7月18日に¥39,800から¥42,800へ改定済み。古い記事の価格をそのまま信じない
- 構成の違い:AirPods 5は標準モデルとワイヤレス充電ケース付きモデルの2構成がある。安い表示を見つけたら、どちらの構成か必ず確認する
- 「Proの後継」ではない:AirPods 5はAirPods 4の後継。Pro 3の置き換えを期待して買うと装着方式ごと変わってしまう
- 「次のProを待つ」は根拠がない:AirPods Pro 4についてApple公式の発表は無い。噂を理由に購入を止める判断は、今回の「来月出るらしい」と同じ失敗を繰り返すことになる
- 価格は変動する:本記事の価格はすべて2026年9月24日時点のApple公式表示。年末商戦などで実売は動くため、購入前に最新価格を確認してほしい
まとめ
| 迷っている点 | 選ぶべき方 |
|---|---|
| イヤーチップの圧迫感が苦手 | AirPods 5 |
| 電車・飛行機の騒音を消したい | AirPods Pro 3 |
| 周囲の音を聞き逃したくない | AirPods 5 |
| 運動中に心拍を計りたい | AirPods Pro 3 |
| 予算を2万円台に抑えたい | AirPods 5 |
| AirPods 4から装着感を変えずに更新したい | AirPods 5 |
| Apple以外も含めて選び直したい | どちらでもない(ランキング記事へ) |
この2台は、スペックの優劣で決める比較ではない。自分の耳がイヤーチップを受け付けるかどうか——その1点が決まれば、残りはほとんど自動的に決まる。19,000円の差は、その答えが出たあとで見ればいい。
Apple AirPods 5
Apple AirPods Pro 3
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